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【はこぽす対応商品】 HGUC1/144 イフリートナハト(全塗装完成品) 完成品

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販売価格：: ￥10,260税込
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商品の詳細

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エリク・ブランケのイフリートナハト

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冷凍剣のコールドブレード

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コールドクナイは先端研ぎ出し加工

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追加武装のダンビラ。純正武器より長いです

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※撮影のためアクションベース使用

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製品仕様では不可能な二刀装備

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左腕の三連装ガトリング砲

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足の裏がみえる画像

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附属品一式です

製品：バンダイ HGUCシリーズ
サイズ： 1/144スケール
使用頻度：2023.06/07完成

備考：プレミアムバンダイ限定キット。武装に大型日本刀を追加

ガンダム戦記に登場し「迎えにきたぞ、イフリート!」でシビレる活躍をしてくれるイフリートナハトです。

マ・クベが開発に関わっていたという特殊機体。オデッサ放棄以来、地上にのこされたまま連邦に接収されていたこのMSがエリク・ブランケらに奪還され初めて戦場でその牙をむくというドラマは一年戦争寄りのモビルスーツ史に新たなページを明確に書き加えてくれた新境地でした。1stアニメから逆襲のシャア頃までのアニメを網羅してきたファン層へ新たにイフリートというMSの具体的な姿と活躍をお披露目してくれた正統外伝と言えましょう。

夜間戦闘・ナイトミッションに長けた機体色、灼熱するヒートサーベルとは違い光源とならない冷凍武器、ジャミング機能によって敵機の索敵機能を攪乱するゆえに逆に本機が戦場に現れたことを察知されるという戦場の駆け引き。こんな機体が量産されでもしていたら戦場の様相はどうなっていたのやらとガンダムファンとしての想像は絶えないところ。

この作例では一部の場面や現行のゲームで散見される二刀装備を実現すべく刀剣を×1追加。そのほかジオン系機体のお約束工作を幾つかおこなっています。

ケチのつけどころなどほとんどないキットですが、デカール使用については機体の色が暗すぎるゆえに水転写デカールやエンブレムはホワイト系以外受け付けてくれないのがネック。私の常套芸である自作品水転写デカールがクリアデカールなためまったく使えませんので、そのぶん市販品デカールを大活躍させています。

キット構成への工作点

モノアイをHアイズによるクリアーレンズ化。シリーズ通じてシール再現になりがちなジオンのモノアイへの常套工作。頭部のモノアイレール部から突き出ているモノアイ部の突起の先端を短縮し、ドリル開口した中に1.5mm径レンズを装着。ランナー成形色クリアーイエローのものを蛍光イエローで塗装した発色です(裏側はシルバー)。

頭部の両サイドにドリル工作による×2の開口部を追加。

ブレードアンテナの鋭利化工作。前から風切り形状に薄く研ぎ出しながら上部先端の丸みを潰し多角形を作るように研いであります。ジオン系MSの中でも特に短くか細いアンテナなので取り扱いにはご注意。

両肩のスパイクアーマー×12をすべて研ぎ出し鋭利化。

肩の外装アーマー～肩ブロックを「あとハメ工作」。塗装利便性のためにおこなうお約束工作。外アーマーも内も同じ配色なので本来は組み上げたまま装甲の隙間にエアブラシを突っ込んて強引に塗料を吹き込んで塗装してもいいくらいなのですが、塗り残しを一切作らないためと、ガンプラ作っているのだからこれくらいはやっておこう的なモデラーのプライドでおこなっています。

ヒジ関節～前腕部を「あとハメ工作」。前腕のパーツ接着合わせ目を処理し塗装まで終えてからフレーム類と組み上げられるようにするための製作利便性工作。加工したのはヒジ関節フレームで、連結部を「C」の字加工してあります。ここは張力スチロール材なので柔軟性があり、完成後の動作も非常にスムーズでソフトな保持力になっています。

足の裏のつま先にパネル形状のパーツを追加。ほかのイフリート系製品と違いサザビーやゲルググイェーガーのように爪先が長いかたちに延長された専用造形をしています。そこに肉抜きがあるので台形の四角いパネルで塞いであります(足裏のつま先ゴールド部)。使用したのはコトブキヤMSGのランナーP-125。

コールドブレードとコールドクナイ×4はすべて先端を研ぎ出し鋭利化。製品仕様では丸すぎるので見栄えがする水準にペーパー作業で磨いてあります。

武装に刀剣「コールド・ダンビラ」を追加。コトブキヤ製MSG製品の刀を使用。このナハトの武装は忍者スタイルでコールドブレードも直刀の忍者刀スタイルではありますが、より強力そうなものを持たせたかったのでこれを選択。刀身はコールドブレードと同じくホワイトのグラデ塗装。抜刀状態のものと納刀したもの(グリップ部を引き抜くと鞘だけにもなる)とが別に２振りあります。なので刀身を鞘に納めようとして引っかかり塗装をガリガリ削いでしまう心配はありません。ついでに言えば純正のコールドブレードとあわせ３本携行している演出も可能です。製品仕様のままではガンプラに持たせることは不可能(大きすぎる)なのでグリップ部をフィッティング加工してあります。鞘は携行できるように工作。ジョイントラッチ部の表面側にはマルイチ形状(コトブキヤMSGのP-111)を追加してあります。

また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました（彩り追加の工作）。

全体の基本的な製作は各部接着を経ての合わせ目処理＆パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装（つや消しコート含む）。ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はブラウン系とグレー系を使用しています。スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

カラーリングパターンは純正色をベースとし、噴射ノズルの内径をスカーレットやプライマリーメタリックレッドのレッド系に統一したパターン。

暗い色なためわかりづらいですがザク等のように胴体部と四肢とでは別の色です。ランドセルの色はブラックに変更(趣味)。

またこのナハトでは両脇の下面や股間ブロック下面、ランドセルなどに細長いケーブル状のモールドがあるのですが指定色のままだとボディー色と同じなのでせっかくの造形が完全に埋もれて見えません。機体の稼働・運用に関わる弱点だとしてもこういう造形を隠さずにちゃんとわかるように見せたいので(趣味)、これらをパールゴールドに塗り分けてあります。

刀剣類の刀身はホワイト～スカイブルーのグラデ塗装。

フレームや類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色グリーンを混ぜての緑色がかったガンメタル。足裏アンカーなどはスターブライトプラス。これらは装甲部と違いクリアー表現です。

以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)

胴体ダークパープル部パープルヴァイオレット80% ブラック20% シャドー部にはブラックで暗くしたものを使用

四肢ダークブルー部ウルトラブルー70% ブラック20% コバルトブルー10% シャドー部にはブラックで暗くしたものを使用

ノズル内径レッドプライマリーメタリックレッド100%

ブラック部ブラック80% ホワイト20%

関節などのガンメタル部シルバー60% 純色グリーン20% ブラック20%

胸部やランドセルのケーブル部パールゴールド100%

足の裏ゴールド部スターブライトプラス100%

コールドブレード等の刀身全体をホワイト90% ウルトラブルー10% の水色に → 中央部ハイライトホワイト100% ～のグラデ塗装

細部に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。暗い機体色なので全面的にホワイトの書式をメインに使用していますが、夜間戦闘する伏線を意識して、明るすぎない発色のグレー書体も併用しています。そのほか一部でクラウドデカールも導入して細部表記に使用してあります。

ナンバリング表記「07」はTRデカール。

バンダイ製水転写デカールも使用。ジオン公国章(ホワイト)を胸部中央/右肩/左脚側面に使用してあります。

足首のつま先の斜線警告ラインもハイキューパーツ製品のデカール。これのみコーティング塗装の上から使用しているので光沢表現のままです。

機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。メッキノズルのサイズは1.5mmと2mm。ジオン系機体なので重厚な印象を与えるゴールドメッキを多用してあります。

ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています

機体本体以外の付属品は

コールド・ブレード×１「ナハトブレード」とも呼ばれる忍者刀スタイルの直刀。夜間戦闘で光源として察知されやすいヒート系の武器とは違い冷凍による破壊機能を備えた斬撃兵装。専用の鞘に収納して携行可能。ただ刀身の塗装が傷つくのを避けるため、まだ一度も鞘に収納したことはありません。

コールド・ダンビラ×2(追加品) コトブキヤ製MSG製品をこの作例用に加工したもの。純正品のコールドブレードと違い湾曲した形状のオーソドックスな日本刀スタイル。鞘に納める構造はなく、抜刀状態と納刀状態のものが別になっています。刀身はコールドブレードと同じく冷凍剣表現・ホワイトのグラデ塗装。

コールド・クナイ×4 投擲武器。冷凍だけでなく電磁攻撃機能で敵機の電装破壊やパイロットへのダメージを与える武器。劇中、命中しなかったものが地面に刺さり周囲を放射状に凍結させたのが印象的。専用の装着ラッチが同数あり、腰と脚部の両サイドで携行可能。

左腕ガトリング砲の銃身展開状態の再現は左腕の装甲をはずしたところにこのパーツを咬ませておこないます

脚部装甲ラッチのフタ×2 イフリート系共通部品。ナハトの場合両脚側面にはスラスターつきの追加装甲がありますが、それを装備しない場合は取り付けの軸穴をこれで塞ぎます。両脚とも左右側面にひとつずつあり、内股側は何も装着しないのですでに塞いであります。特に接着などはしていませんが一度ふさいでしまうと手で取り外すことは困難な構造なので、おそらくは使いみちはないでしょう。いちおうガンメタルにて塗装し完成させてあります。

手首バリエーションは純正手首。武器持ち手兼握り拳(左右) 全合計２つ。交換手首はなにもないですが、もともと銃器を持たない機体なのでこれがキットの製品仕様です。

腰フロントアーマー(ノーマル形状) ナハトはここを短縮された形状なのでノーマルイフリート型の装甲は不要扱いのパーツです。ですが作例に使ったナハト用パーツと同水準に完成させてあります。長いほうがいいというご趣味なかたは組み換えてご利用ください。

ホイルシール(未使用)

組立説明書

以上です。

人気機体ゆえアンケート再販されたのでどうにか作ることができましたが、時を選ばず好きに調達できるものでもないので次に作れるのはいつになるやらです。ふだんの出品作例とは違いプレミアムバンダイ限定キットゆえそういった事情がプライスに現れているのはお察しください。

インビジブルナイツが大好きな方々にこそどうぞ。

MS-08TX/N イフリート・ナハトプレミアムバンダイ限定（1/144スケール HGUC 機動戦士ガンダム戦記 0227616）
ブランド：BANDAI